危険物取扱者 乙4危険物に関する法令」一問一答(全17問)

危険物取扱者 乙種第4類の「危険物に関する法令」分野の練習問題です。「答えと解説を見る」を開くと正解と解説を確認できます。資格試験ドリルの編集・運営設備資格ドリル編集部が作成。4択の演習モードで解きたい方は危険物取扱者 乙4のドリルへ。

1消防法上の「危険物」について、正しいものはどれか。

  1. a常温常圧で気体のものも危険物に含まれる
  2. b消防法別表第一で第1類から第6類に分類される
  3. c危険物はすべて引火性の液体である
  4. d放射性物質も危険物に含まれる
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正解:b. 消防法別表第一で第1類から第6類に分類される

消防法上の危険物は固体または液体であり、気体は含まれないため1は誤り。危険物は別表第一で第1類〜第6類に分類されるので2が正しい。第4類のみが引火性液体で、全類が液体ではないため3は誤り。放射性物質は消防法の危険物ではなく別の法律で規制されるため4は誤り。

2危険物の類別と性状の組合せとして、誤っているものはどれか。

  1. a第1類 — 酸化性固体
  2. b第3類 — 自然発火性物質及び禁水性物質
  3. c第4類 — 引火性液体
  4. d第6類 — 自己反応性物質
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正解:d. 第6類 — 自己反応性物質

第6類は「酸化性液体」であり、「自己反応性物質」は第5類の性状であるため、4の組合せが誤り。第1類=酸化性固体、第3類=自然発火性物質及び禁水性物質、第4類=引火性液体はいずれも正しい組合せ。

3ガソリン(第一石油類・非水溶性)の指定数量として、正しいものはどれか。

  1. a50L
  2. b100L
  3. c200L
  4. d400L
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正解:c. 200L

ガソリンは第4類第一石油類の非水溶性液体で、指定数量は200L。50Lは特殊引火物、400Lはアルコール類や第一石油類の水溶性(アセトン等)の指定数量であり、いずれも誤り。

4同一の場所でガソリン400L(指定数量200L)と灯油2000L(指定数量1000L)を貯蔵する場合、指定数量の倍数はいくらか。

  1. a2倍
  2. b3倍
  3. c4倍
  4. d6倍
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正解:c. 4倍

指定数量の倍数は各危険物の(貯蔵量÷指定数量)の和で求める。ガソリンは400÷200=2、灯油は2000÷1000=2、合計2+2=4倍となる。したがって4倍が正しい。

5危険物の貯蔵所の区分に該当しないものはどれか。

  1. a屋内貯蔵所
  2. b地下タンク貯蔵所
  3. c移動タンク貯蔵所
  4. d販売貯蔵所
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正解:d. 販売貯蔵所

貯蔵所は屋内貯蔵所・屋外貯蔵所・屋内タンク貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・地下タンク貯蔵所・簡易タンク貯蔵所・移動タンク貯蔵所の7種。「販売貯蔵所」という区分は存在しない(販売は取扱所の区分)。よって4が該当しない。

6危険物の取扱所の区分に該当しないものはどれか。

  1. a給油取扱所
  2. b販売取扱所
  3. c一般取扱所
  4. d屋内取扱所
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正解:d. 屋内取扱所

取扱所は給油取扱所・販売取扱所・移送取扱所・一般取扱所の4種。「屋内取扱所」という区分は存在しないため4が該当しない。屋内・屋外は貯蔵所側の区分名である。

7製造所の保安距離について、対象物と距離の組合せとして誤っているものはどれか。

  1. a一般の住居 — 10m以上
  2. b学校・病院 — 30m以上
  3. c高圧ガス施設 — 20m以上
  4. d重要文化財 — 30m以上
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正解:d. 重要文化財 — 30m以上

重要文化財等に対する保安距離は50m以上であり、30mではないため4が誤り。一般住居10m、学校・病院等の多数人を収容する施設30m、高圧ガス等の施設20mはいずれも正しい。

8危険物取扱者免状について、正しいものはどれか。

  1. a免状は市町村長が交付する
  2. b免状は都道府県知事が交付し、全国で有効である
  3. c免状は交付を受けた都道府県内でのみ有効である
  4. d免状には有効期限があり定期的な更新が必要である
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正解:b. 免状は都道府県知事が交付し、全国で有効である

免状は都道府県知事が交付し、その効力は全国に及ぶため2が正しい。市町村長ではないので1は誤り。交付県内限定ではないので3も誤り。免状自体に有効期限や更新制度はない(保安講習は別制度)ため4も誤り。

9危険物取扱者免状の記載事項に変更が生じ、書換えが必要となる場合はどれか。

  1. a住所を変更したとき
  2. b氏名を変更したとき
  3. c勤務先を変更したとき
  4. d電話番号を変更したとき
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正解:b. 氏名を変更したとき

免状の記載事項は氏名・本籍(都道府県)・生年月日等であり、これらが変わったときや貼付写真が10年を経過したときに書換えが必要。氏名変更は書換え事由に当たるため2が正しい。住所・勤務先・電話番号は記載事項でないため書換え不要。

10危険物取扱者の保安講習について、正しいものはどれか。

  1. a免状を持つすべての者に受講義務がある
  2. b危険物の取扱作業に現に従事している者に受講義務がある
  3. c受講しないと免状が自動的に失効する
  4. d5年に1回受講すればよい
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正解:b. 危険物の取扱作業に現に従事している者に受講義務がある

保安講習の受講義務があるのは危険物の取扱作業に従事している危険物取扱者であり、従事していない免状所持者には義務がないため2が正しく1は誤り。受講しなくても免状は失効しない(免状返納命令の対象にはなり得る)ため3も誤り。受講周期は原則3年以内ごとで5年ではないため4も誤り。

11危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)について、正しいものはどれか。

  1. a丙種危険物取扱者は無資格者の取扱いに立ち会うことができる
  2. b甲種危険物取扱者はすべての類の危険物を取り扱える
  3. c乙種危険物取扱者は免状に指定された類以外の危険物も取り扱える
  4. d丙種危険物取扱者はガソリンを取り扱うことができない
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正解:b. 甲種危険物取扱者はすべての類の危険物を取り扱える

甲種はすべての類(第1〜6類)を取り扱えるため2が正しい。丙種は無資格者の取扱いに立ち会うことができないため1は誤り。乙種は免状に指定された類のみ取り扱えるため3も誤り。丙種はガソリン・灯油・軽油・第三石油類(重油等)など特定の第4類危険物を取り扱えるため4も誤り。

12危険物保安監督者について、正しいものはどれか。

  1. a丙種危険物取扱者のうちから選任することができる
  2. b甲種又は乙種危険物取扱者で、6か月以上の実務経験を有する者から選任する
  3. c選任・解任について市町村長等への届出は不要である
  4. d選任には1年以上の実務経験が必要である
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正解:b. 甲種又は乙種危険物取扱者で、6か月以上の実務経験を有する者から選任する

危険物保安監督者は甲種又は該当する乙種危険物取扱者で、製造所等での6か月以上の実務経験を有する者から選任するため2が正しい。丙種からは選任できないため1は誤り。選任・解任は市町村長等への届出が必要なため3も誤り。必要な実務経験は6か月以上で1年ではないため4も誤り。

13製造所等の定期点検について、正しいものはどれか。

  1. a3年に1回以上行えばよい
  2. b1年に1回以上行い、点検記録を3年間保存する
  3. c点検の記録を作成・保存する必要はない
  4. dすべての製造所等に義務づけられている
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正解:b. 1年に1回以上行い、点検記録を3年間保存する

定期点検は一定の製造所等について1年に1回以上行い、その記録を3年間保存しなければならないため2が正しい。周期は1年に1回以上で3年ではないため1は誤り。記録の作成・保存は必要なため3も誤り。定期点検義務があるのは政令で定める一定の施設に限られ、すべての製造所等ではないため4も誤り。

14予防規程について、正しいものはどれか。

  1. a予防規程は市町村長等の認可を受けなければならない
  2. b予防規程はすべての製造所等で作成しなければならない
  3. c予防規程を変更するときは届出をすればよい
  4. d予防規程は消防長が作成する
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正解:a. 予防規程は市町村長等の認可を受けなければならない

予防規程は、政令で定める一定の製造所等の所有者等が定め、市町村長等の認可を受けなければならないため0が正しい。すべての製造所等が対象ではないため1は誤り。変更時も認可が必要で届出では足りないため2も誤り。作成するのは所有者等であって消防長ではないため3も誤り。

15指定数量以上の危険物を、仮に貯蔵し、又は取り扱う場合の記述として、正しいものはどれか。

  1. a都道府県知事の許可を受ければ30日以内は可能である
  2. b消防長又は消防署長の承認を受ければ10日以内は可能である
  3. c市町村長の許可を受ければ期間の制限なく可能である
  4. d届出をすれば承認を受ける必要はない
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正解:b. 消防長又は消防署長の承認を受ければ10日以内は可能である

指定数量以上の危険物を仮に貯蔵・取り扱う場合は、所轄消防長又は消防署長の承認を受けたときに限り、承認の日から10日以内に限って認められるため2が正しい。承認権者は都道府県知事や市町村長ではなく、期間は10日以内で、承認が必須である。

16危険物の運搬について、正しいものはどれか。

  1. a運搬容器や積載の基準は、指定数量以上を運搬するときにのみ適用される
  2. b第4類危険物は、第1類及び第6類危険物と同一車両に混載できない
  3. c危険物の運搬には、必ず危険物取扱者が乗車しなければならない
  4. d混載はすべての類の組合せで禁止されている
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正解:b. 第4類危険物は、第1類及び第6類危険物と同一車両に混載できない

混載の制限により、第4類は第1類・第6類とは混載できず、第2類・第3類・第5類とは混載できる(指定数量の10分の1以下は制限外)ため2が正しい。運搬の基準は数量に関係なく適用されるため1は誤り。運搬は移送と異なり危険物取扱者の乗車は不要なため3も誤り。混載は組合せにより可否が定まり全面禁止ではないため4も誤り。

17第4類危険物を貯蔵し又は取り扱う製造所等の掲示板に表示する注意事項として、正しいものはどれか。

  1. a火気注意
  2. b火気厳禁
  3. c禁水
  4. d衝撃注意
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正解:b. 火気厳禁

第4類(引火性液体)は「火気厳禁」を赤地に白文字で表示するため1が正しい。「火気注意」は第2類の可燃性固体等、「禁水」は禁水性物品(第3類の禁水性等)に用いる注意事項で、第4類の掲示ではない。「衝撃注意」という注意事項の区分はない。

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